Programming Serendipity

気まぐれに大まかに生きるブログ

Zenjectが更新停止?forkのExtenjectが始動

Unity向けDIフレームワークとして名の通ったZenjectですが、ここ最近は更新されていないようです。
AssetStore版は去年の8月が最終更新なのでgithubから直接落として使っていましたが、そのgithubもここ1か月更新はなく、私が送ったプルリクエストにも反応がありません。
readmeを読んでみると、どうやら元作者のsvermeulen氏がModestTree社を退職して、Zenjectの管理がModestTree社に移ったものの、それ以降の更新がほとんどないようです。
そこで、退職したsvermeulen氏がZenjectをforkしてExtenjectというものを立ち上げたらしい。

github.com

assetstore.unity.com

追記:一時的にAssetStoreからExtenjectが削除されていましたが、現在では復帰しています。

こちらはAssetStore版も最新で、Unity2019にも対応済みとのこと。
また、私がZenjectに対して送ったPullReqもExtenjectに取り込んでくれた模様。

Zenjectが突然更新を再開する可能性もなくはないですが、この状況が続くならUnityのDIフレームワークの標準はExtenjectになりそうですね。
(できることなら互換性のためにもZenjectに更新再開してほしいのですが…。)

追記:どうやらsvermeulen氏とModestTree社がこの件について裁判で係争中のようです。Extenjectは定期的にアップデートする一方、Zenjectは全く更新なし…、となると当然Extenjectを応援したくなるのが人の情ですが、どうなることやら。自分(やチーム)にとってUnity開発に不可欠な存在なのでソフトランディングしてくれるといいのですが…

英数キーを「半角英数⇔ひらがな」のトグルから「半角英数」への設定に固定する方法

毎回鬱陶しい思いをしていた仕様への対処法が、調べていたら今更気が付いた…。

  1. 画面右下のIMEのメニューを右クリック
  2. プロパティ
  3. 詳細設定
  4. 全般タブの編集操作で「変更」を選択
  5. *キーが「英数」になっているものを探し、同じ行の右にある「かな英数」をダブルクリックし、出てきたメニューで「半英固定」をダブルクリックで設定

(追記2021/5/19: windows10のアプデによりIMEが新しいバージョンになりましたが、この設定が消えているため、IME設定>全般>互換性>以前のバージョンのMicrosoft IMEを使う をONにする必要があるようです。新バージョンにもこの機能は必須なのだが…消えないでくれ…頼むよ…)

これで「英数キー」を押したときの挙動が、ローマ字入力とのトグルではなく、半角英数で固定になります。 積年のモヤモヤがようやく晴れた…。なぜこれにもっと早く気付かなかったのか…。

しかしこの設定画面を見るとデフォルトでいろいろ機能が用意されているな…Shift+無変換なんて俺の人生で一度も押したことないぞ…。
「全角/半角」キーの挙動も、邪魔なので「-」にして封印。これでよし。

ちなみにヘッダが見づらいですが、

  • 入力/変換済み文字なし
  • 入力文字のみ
  • 変換済み
  • 候補一覧表示中
  • 文節長変更中
  • 変換済み文節内入力文字

のようです。ウインドウサイズを可変にしてくれ。
思ったより自由度が高いので、カスタマイズしたらより便利になるかもしれませんね。

ついでに、詳細設定のオートコレクトタブの全角/半角のところで「英字」と「数字」を「常に半角に変換」にしておけば、うっかり全角モードになった後にわざわざ適当な文字列を半角に変換して半角モードに戻す、という作業は不要になることに気づく。

とまあ、今日は何ともパソコン初心者の気分を味わった日でした。10年前に誰かに教えてほしかった…。